40代になってから苦手な英語を学びなおし奮闘記

40歳を過ぎて苦手な英語を克服しようと奮闘してきたことを記事にしていきます。バンクーバーに留学したり、英会話教室に通ったり。そんな経験を伝えます。

駅前留学の初日

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レッスン前日

前日は会社を出たら子供たちに邪魔されないようにスタバへ直行。
ドリップコーヒーのショートサイズを片手にテキストを読んで、事前に問題を解き、会話を想像してみる。。

ボソボソとしゃべりながら会話を練習している怪しいオッサン。
もうなりふり構わずやっていたなー。

しゃべれる環境って意外にない

意外に「しゃべれる環境」がない。

家で練習すると、家族が茶化すし、邪魔をするし、バカにするし・・・
本当に家族が邪魔に思えた時代。

特に発音がコンプレックスだったにもかかわらず、妻に過去にバカにされたこともあるし、余計に家族の前でしゃべるなんてできなくなっていた。
カラオケBOXに行くとお金がかかるし。
独身時代にちゃんとやっておけば良かったと後悔してた。

今思えば、一時のことなんだから、そんなに気にしなければ良いのにと思うのですが。

レッスン初日!さあ駅前留学

駅前留学の初日を迎えた。

受付の人に「Hello!」と軽く挨拶。
30分くらい早く着いたので、待合いで座りながらテキストを読む。
というか、ティーチャーたちに声を掛けられたら返せる自信がないので、とにかく下を向く。

次々と入れ替わり出入りする生徒たちが、フレンドリーにティーチャーたちと会話していく。
『すげー』
私は頭を上げることはできないが、聞こえてくる会話を聞きながら心の中でそう叫んでいた。
そして、悲しいほど私とのレベルの差を痛感した。

レッスン開始。開始直後に撃沈!

そして時間になったので、自信が無いまま教室に向かう。
生徒は私ともう一人だけ。
中学生の女の子かな。。

ティーチャーが入って来て笑顔でスタート。
で、「How was your weekend?」

ん??? テキストにないぞ。
普通に話すんかい!?
沈黙の私。

女の子が答える。
しかもそこそこしゃべってる気がする。
何か勉強して、よく寝て、ウィンドウショッピングをしたみたいなことを言っていた。と思う。

ティーチャーも、何のお店に行ったのか?何か好きなものは見つかったのか?
みたいなことを言っていた。今思えば。

当時の私はその時、何を答えるか必死になって頭の中で英作中。。。

そして、
「Do you have any questions?」
ティーチャーが言う。

私しかほかにいないじゃん。
質問なんて考えてないし、自分の週末をどうしゃべるかしか考えてなかったー!
沈黙・・・(Oh! No!!!)

ティーチャーが軽くスルーしてくれて、
こっちに振ってくるか?と思いきや、授業開始。
あ、ダメだと悟ったのか。
Ice breakの時間が終わっただけなのか。

そのあとの授業や会話は予習通りで何とかなったのですが、
型どおりの会話しかできない自分に腹立たしさと悔しさを覚えた初日でした。。

仕切り直して再び英会話教室へ

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面談と試験

先日はビビりすぎて体験とか面談は止めて帰宅したので、予約した週末に再び英会話教室を訪問。

週末までに思いっきり泥縄な感じで英単語を覚えようとしたが、まぁ身につかず。
それでもしないよりはマシという感じで当日を迎えた。

最初にレベルテストを実施。
ペーパーによるReading&Writing試験。
かろうじて出来るところはあったが、時間内には全然できず。まだまだ問題が残っているところで終了!
マジかー!
こんなに出来ないものか。。

そのあと、英語で面談。
『Hello! Nice to meet you!』と明るく女性の先生が入ってきた。
まず挨拶でどう返すんだっけ?
えーっと・・・『Hello! Nice to meet you too.』と返して着席。

しかし、そのあとなんか説明していたが、
「何を言っているか解らん!」

何やら絵が書いてある紙を見せてくれて、
順番にちょっと会話をしようと言われているようだ。

とりあえず、何かしゃべろう。
適当にしゃべってみるが、なんかリアクションが変だ。
再び言い換えて質問をしてきたようだ。

『Yesterday』とか言っているな。
昨日か。
昨日は仕事だったぞ。
仕事って英語でなんだ?
『Job』か?

で。
『I jobed very hard. so I am tired. But I want to study English so much.』
とか答えて、笑顔で『Oh』とか言いながら返してくれたが、
何を言っているのかやはり解らず、次の質問もきちんと返せていなかったような返せていたような・・・

おそらくトンチンカンな回答と文法で返す私だったと思うが、なんだかんだ20分くらい喋って終了。

レベルテストの結果

ReadingとWritingの結果は悪くないと言われ、スピードは遅いけれど正答率が高いと。
Listeningはちょっと課題だが、文法や単語がそれなりに入っているから下から2番目くらいのところから始めて、慣れていきながらステップアップしていきましょう。と言われた。

目標??

最後に契約をしていたら、目標を決めましょう!と言われた。
「目標」??喋れるようになることだけど??

『いやいや、いつまでに英語を何のために喋れるようになりたいか。決めましょう』だと。

ほうほう。
仕事で3カ月後には喋れるようにならねばならぬ。
『3カ月後までに出張先でビジネスできるようになりたい』と言っていた。

沈黙・・・

『ちょっとビジネスで喋れるようになるのは厳しいかもなので、もう少し身近なところで海外旅行に行って英語で買い物をするとかどうです?』みたいな感じに変更をしたほうがいいかなー的に促される。

たしかに。
それなら、『幼稚園に通っている娘がいるので、娘と英会話できるようになりたい』ってことにした。
まずは子供よりも英語を身に着けて一緒に覚えればいいじゃないかと。

それいいですね!と言われ、目標決定。
今思えば、この目標の方がGoalがよくわからん。

どうにもよくわからないが、とにかく勢いで英会話教室通いがスタートしました。

やってきたその日

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顔面蒼白になる

2012年ごろの話。
当時の私はそれなりに自信もあったし、
出向先でも全然やっていけると思っていた。

ある日、北米のベンチャー企業と組んで行うプロジェクトに参加することになり、3カ月後には北米に飛ぶことになった。
出張だが、2-3週間は向こうで仕事。

上司も『英語は使っていくうちになんとかなるだろ?』という軽いノリで言うので断れず。。

マジかー、ヤバい!と、
その日の帰りに某大手英会話教室に走った。

A●ONに行く

とりあえず、駅前のA●ONに入ってみる。
今まで遠ざけてきた世界がそこにある。
いきなり『外人がいる』というだけで立ちすくんでしまう私がいて、正直困惑しつつ、日本人スタッフを探して声をかけてみる。

不安そうな私を察したのか、非常にやさしく丁寧な対応。
コースやレッスンの内容など説明した後で、体験レッスンの受講を勧められ、簡単なレベルチェックの面談もすると言われた。

まず自信もなければ心の準備も出来ていないので、週末にさせて欲しいと言って予約だけして帰宅。

週末には英語でなんか話すのかー
いきなり自分を追い込んだ気もしたが、
ちょっと楽しみな私がいた。。

はじめに

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自己紹介

40代のおじさんです。
妻と子供2人の4人で暮らしています。
妻も英語は出来ません。

私は本当に英語が苦手。
父の英語の発音も本当にひどく、自分の発音にもコンプレックス満載。
大学受験の時も見事に足を引っ張り、苦手意識が倍増。

英語の論文を読むためにTOEICは700点を超えた大学時代が絶頂期。
でも、もちろん喋るなんてことは全く出来ませんでした。
だってしゃべる相手もいないもの。

卒業してから日本の大手金融に入り、ドメスティックな環境にどっぷり。
英語など必要のない生活を続けて約15年経過。
もう英語で何か話すなんて石器時代の昔のようでした。

でも、出向先で急に英語が必要に。
しかも出張で、通訳なし??
まったく英語を使用しなくなっていた日々が急展開。

ヤバい!となってから、家族も巻き込んで英語をしゃべれるようになろう!
とやってきた経験と失敗談などを書いておきたいと思います。

教訓

『千里の道も一歩から』です。
英語は一日にしてならず。
日々の積み重ねが大事なんです。
しかも、使わないと見事に使えなくなる。。。