40代になってから苦手な英語を学びなおし奮闘記

40歳を過ぎて苦手な英語を克服しようと奮闘してきたことを記事にしていきます。バンクーバーに留学したり、英会話教室に通ったり。そんな経験を伝えます。

駅前留学の思い出 その2

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予習と復習

週に2回通っていたので、土日にまとめて予習しておいて、終わった後で復習というのがルーティンでした。

予習はテキストを読んで、問題を解いて、ノートを書いて・・・30分くらい。
復習も教えていただいた内容をノートを見て確認。

単語も覚える時間を入れて、復習で1回30分やってました。

成果は?

目に見えるほどは上がってませんでした。

読んで、書いて、覚えての勉強は中学時代からやってきたことで、英語を再確認したレベルで終わっていたのです。
『しゃべれるようになる』とは全く別物。

もちろん、単語も思い出していけたし、文法も再確認できたので良かったのですが、話をする訓練が全く足りてなかったのです。

ただ、駅前留学していた時は気付いていませんでした。

足りなかったのは

『クイックトランスレーション』すること、『英語でしゃべって口を動かす』ということの2つでした。

それを痛感したのは語学留学した後でした。
相手が言っていることが解るのに、口から英語がでなくてフリーズしてしまう。
アウトプットする練習が足りなかった。

駅前留学だから出来ない訳ではないのです。
一日5分でも良いから、思ったことや気付いたことを英語にしてしゃべる練習をする。
英会話教室でHow was ...で聞かれることはパターンがあるので、一人でもネタを考えてしゃべってみればよかったんですよ。

そして、実践を教室でやればよかっただけ。
英作文して暗記して通っていた私ではダメだった。

バレンタインデーについて留学生たちと話をしたことが

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チョコを女性から男性に送るのは日本の風習

カナダ留学中にバレンタインデーの話題で盛り上がったのを思い出しました。

チョコレートを女性から男性に渡して告白したりするのは、日本の風習らしいです。
他の国でこんなに町中が「チョコレート」一色になるようなことはないそうです。

なぜチョコレートを贈ることになっているのか?
と疑問に持っている人が多かったです。
「バレンタイン」って日本人じゃないでしょ?どういう風習でそうなったのかと留学生たちも不思議がっていました。

日本以外の留学生の反応

フランス、スペイン、韓国、ブラジル、アルゼンチン、オーストラリアなど、様々な国から留学生が来ていましたが、こんな意見が。

■ポジティブな意見
 ・好意を伝える手段としてとても良い
 ・ヨーロッパにもギフトを贈ったりする習慣がある
 ・チョコレートに限定されるのでシンプル
 ・高くないのでお財布にもやさしい

■ネガティブな意見
 ・どこかの会社が作ったキャンペーンでしょ?
 ・男性から女性にあげてもいいはず
 ・女性からに限定するのは時代遅れ
 ・あげなきゃいけない感じになるのがイヤ
 ・クリスマスやハロウィンも日本人の宗教観がよくわからない

たしかに、「聖バレンタイン」とかキリスト教の聖人が由来だったはずだから、宗教色が強いのになんで日本の総国民がチョコレートを贈る習慣になっているのか不思議ですよね。
「とりあえず右向け右」になっちゃう民族の悲しい性なのかも知れませんね。

告白の手段として良い

留学生同士の話し合いで色んな意見が出て面白かったです。

最終的には宗教を余り意識しない日本人がかなり特殊な感じに見えるそうですが、「愛を伝える背中を押す」という点では良いのではないか。
という意見でまとまったのです。

男女を問わず告白する勇気がなかなか出ない、そんな背中を押してくれるきっかけになるからステキな日じゃないかと。

私はチョコレートが大好きなのでいつでも歓迎なので、町中にチョコレートがあふれるこの季節はついつい買ってしまい太っちゃいます。

駅前留学の思い出 その1

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最初はしんどかった

英語が苦手、コンプレックスだった私にとって最初は行くのも精神的にしんどかったです。
でもお金を払っちゃってるし、もったいないから行くという感じでした。

私をつなぎ止めていたのは『お金を払っている』ということでした。

でも楽しかった

通って慣れていくうちに、楽しくなってきたんです。
ちょっとずつ会話が出来るようになってきたときは本当にうれしかった。

それほど内容なんて無いんですよ。
でも。ちょっとでも意思が伝えられるようになるというのは、楽しいものです。

特に会社と家の往復だけで、いつも同じ人たちとの会話だった世界から、違う世界の人たちと関わっていく楽しさもあったと思います。

あれをしゃべるために、事前に単語を調べておこうとか、そういう努力?もしました。
努力、というか楽しむための準備ですね。

まさか英語でそう思えるとは思いもしなかったです。
本の学校で英語の勉強をしている時は、そんな風に思ったこともありませんでした。
楽しく勉強するってこういうことなんですよ。

子供ってすごい!

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2歳ごろにしゃべり始めた

子供が生まれてから、子供には英語でしゃべりかけていました。

英語が主体ではあるものの、「英語」「日本語」を区別せずに育っていました。
これは英語だよ、とかこれは日本語で・・・とか言ったことはありません。

でも、しゃべり始めはちょっと遅かったかも。
こんな生活を約2年くらい続けていたら、ようやくしゃべり始めました。

ようやく2歳くらいでPapaやMommyというようになりました。

子供の頭の中で日本語も英語も入ってきて、整理して発話するまで時間がかかっていたのかなーと。

そりゃそうですよね。
妻とは日本語でしゃべるので、全く違う単語が並んでいるし、子供と話すときは英語だし・・・

しゃべり始めたら

日本語の単語もたまに混じりますが、『Yummy!』などカタコト英語の時間が長かったです。
絵本で出てくる単語とか、食事の時の会話とか、絵やアクションと紐づく解りやすい単語ばかりが出てきて、文になるまでは時間がかかりました。

私の子供はもう幼稚園に入園前の段階で英語で歌い、会話は英語のカタコトです。
ミルクが飲みたい時には『I want to drink milk』とか一緒に言って、復唱してたら、『want to drink』くらいは言うようになってきました。

3歳くらいには、2語、3語くらいはつなげてしゃべるようになってきてました。

でも、日本語が全然でません。
日本語の方が本当にカタコトです。
だったら、英語に振り切ってみよう!どうせ友達が出来たら日本語に埋もれていくんだ。と今は英語漬けにしたのです。

耳が良い

歌詞カードも読めない子供が、英語の歌を聞いて覚えて歌っているんです。
教えてもいないですし、もちろん本当に正確に歌っている訳ではないのですが、それっぽくマネして歌っていました。

私は音痴ということもあり、英語も苦手だったので、歌って教えるなんてもってのほか。

子供にとっての娯楽はiPadの英語の動画と歌だったので、楽しんで覚えていたようです。
これを繰り返していたら、短時間できちんと聞き取ってリピートするようになっていました。

私が聞けない単語とかも、サラっと歌って歌詞に入れ込んでいました。
なので、耳は鍛えられていたのだと思います。

多読の失敗

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多読の失敗

英語を勉強するなら多読が良いと聞いたので、多読をすることに。

早速、本屋に行って英語の本のコーナーへ。
意外にたくさんある!

私は興味のある本なら続けられると思い選んだ本の1冊目がこれ。

【ラダーシリーズ】
Facebookを創った男: ザッカーバーグ・ストーリー The Mark Zuckerberg Story (Level 5)
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会社にもスタバにも連れていき、読むようにしていました。
でも、実力が伴わな過ぎて内容がさっぱり判らない。

毎回睡魔に襲われる。
読んでいると天からお呼びがかかってスーっと眠りについてしまう。。。

結局、1ヵ月経っても読み切れずに続かず、読む気力も湧かなくなってしまいました。

自分のレベルに合わせた本を選ぼう

多読は、
 ・語彙を増やす
 ・基本のフレーズを覚える
という点で良いと思います。

私のような3歳児以下の英語力の人は、子供用の絵本が本当にちょうどいいのです。

私は子供への読み聞かせ用に買った絵本を読んでいましたが、少し物足りなくなったので、これを読みました。

【ステップラダー・シリーズ】
日本昔ばなし
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中学生レベルのわかりやすい英語で書かれているので、大人が英語を再学習するならちょうど良いレベル感です。
これなら続けられる!と思うはず。

自分のレベルに合った本を選んで多読をしましょう。
私の実体験からの教訓でした。

英会話教室でちょっとムカっと来たこと

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こんなこと言う?

何度か通っていたある日、その日は初めての日本人ティーチャーでした。
私もまだまだしゃべれないし、ミスも多かった。

途中の会話でビジネスで英語を使えるようになりたい、と言った訳ですよ。
そうしたら態度が急変。

そんなミスをしてビジネスで使えるようになると思っているのか。
甘く見ているんじゃないか。
みたいなことを言って来て、めちゃキツイ言い方になっていくんです。

そりゃ今はダメですよ。
レベルテストやって下のクラスにいるんだから。
でも、いつかはそうなりたいって言っているだけなのに、こういう言葉をかけるのってアリなの??

自信ナシ男がまた自信を無くした瞬間でした。

でも、そのティーチャーの言っていることは間違ってない

実際にビジネスの場に放り込まれたら、その一言で方向性が決まるんですよ。
YesとNoを間違えるだけで大問題。ニュアンスもHave to、Shouldの使い方でも違ってくる。

文法が違っていても良いが、間違えちゃいけないところがある。
そういうところを押さえて欲しかったのかなーと今では思いますよ。

カナダに語学留学した時、そこのビジネスクラスでも同じことを言われました。

そうなるためには基礎をしっかり身に着けておく必要があるんですよ。
基礎さえちゃんとしていれば、会話の中で多少間違えてもリカバリーも出来ます。

思えば、いい歳こいたオッサンには時間がないのを見越して言ってくれた良いティーチャーだったのかも。

子供への英語教育

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英語教育への思い

私は英語が全然ダメでした。

発音もコンプレックスあり。
リスニングももちろんヒドイものでした。
外人さんにしゃべられたら暗号にしか聞こえない。。

子供にはそんな思いをさせたくない。
とにかくネイティブとまでいかなくても英語を自然に身に着けてほしい。。。
という考えが強かったです。

テレビや動画は英語

普段からテレビは見ないのですが、子供に見せる時は英語の番組だけ録画して流してました。
iPadとかで動画を見せる時も、子供が喜びそうな海外の動画を検索してブックマークして見せてました。

おそらく、たぶんこれが一番効果的だったのだと思います。
子供はテレビでほかの番組が見れることは知らないし、動画もそれしか知らないので、自然と英語が普通の生活になっていたはずです。

絵本や歌も英語

絵本は本屋に行って、
 ・エリックカールの「はらぺこあおむし
 ・Pete the Catシリーズを何冊か
 ・Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
などを買って読みきかせをしていました。

もっと簡単な1ページに1行しか書いてないような絵本も買って、読んであげていました。
そのほうが子供にウケるし、私も楽なんです。

それに、子供向けの歌もiPadに入れておいて流し、iPadさんに歌っていただきました(笑)

子供には英語で話す

妻との会話は日本語。
子供に話しかける時は自分の勉強も兼ねて英語にしてました。

大きくなるにつれて言葉を発するようになりますが、基本的にすべて英語で話しかける。
英語が間違っていても関係ないので、とにかく英語でしゃべりかけてました。

しかし、iPadさんが結構頑張ってくれちゃうので、時間とともに私は日本語担当になってしまいました。。

結果は、また後日。

Amazonでも英語の絵本が買えますよ。